結納金袋の包み方・渡し方

結納金袋を風呂敷で包む場合の包み方・渡し方を説明しています。

簡単に渡す場合でも、風呂敷には包んでお渡ししましょう。直接、手で持ってお渡しすることは、とても失礼なことになります。

縮緬 中巾

日本では古来より、単に手が汚れていると言うことだけではなく、人はいろいろな意味において汚れているとされています。

直接手で持つことは、その汚れを贈り物の品に移すことになるのです。

そのため、結納の品はできるだけ清らかなものを贈らなければいけないので、真っ白の紙で包み、水引を結ぶことによって、中の品は清浄なものですと言う意味を込めるのです。

切手盆、ふくさ、そしてより丁寧にするには、直接手で持たず、
家紋入りの切手盆(黒塗りのお盆)にのせ、
富久紗(ふくさ)を掛け風呂敷に包んで持参します。

切手盆 富久紗

家紋入りのものは時間がかかりますので、お急ぎの場合は、無地のものをお使い下さい

風呂敷の包み方・たたみ方・渡し方


【家紋・名前入りの風呂敷の場合】

  1. 名前の書いてある方を中にします。
    ふくさ
  2. 左、右の順で包みます
    ふくさ
  3. 家紋がきれいに出るよう包みましょう。先方様には逆に向けてお渡し下さい
    家紋入りふくさ

【家紋のない無地のふくさの場合】

包んだ結納金袋を同じように縦にします。逆に向けてお渡しください。
縮緬