水引館

本熨斗(ほんのし)

水引館では、とっても珍しい、手作りした熨斗(本熨斗)を使用しています。
熨斗の由来などについて解説しています。

熨斗(のし)とは?


「あわびのし」と言って、アワビを熨(の)して乾燥させて保存食としたものです。

牡丹秦の始皇帝が家来に、不老長寿の薬を探すように命じ、
その薬がアワビだったところから、 長寿の象徴として、お祝には欠かせない物となりました。

昔はお祝があると、このアワビとお酒を持参して祝宴を催したのです。
今もアワビは高価ですが、昔も大変高価だったようです。

今では形だけとなっている、祝儀袋の右上についている黄色のものが、そのなごりです。

本熨斗(ほんのし)


海藻などを混ぜて作る、 手作りの珍しい熨斗です。

このような熨斗を作れるのは、日本に、たった数件しかありません。
一般で売られている熨斗は、紙を使った熨斗や、ビニールを混ぜた熨斗です。

本熨斗と、一般で使われている熨斗との違い


一般で売られている熨斗は、紙を使った熨斗や、ビニールを混ぜた熨斗です。

 

熟練した職人が、1つ1つ裁断し、1つ1つ結んでいきます

 

結納館では、本熨斗を使用しています


一般で売られている結納品は、ビニールが入っています。
下の写真は、本熨斗を使った当店の結納です。