荷出し/荷物目録

荷出しと、その際に必要な荷物目録について解説しています。

結婚式の1~2週間前の大安の日を選んで、荷出しを行います。その際に、荷物目録と新郎様への袴料、ご家族へのおみやげを持参します。

荷物目録とは


荷物目録とは、新婦の荷物、箪笥や布団、電化製品などを目録に書いたものです。

結婚式の1~2週間前の大安の日を選んで、荷出しを行います。
その際に、荷物目録と新郎様への袴料、ご家族へのおみやげを持参します。

最近では、この荷出しをすることが少なくなっています。
クロゼットなど作りつけのものがあり、
箪笥や着物を荷物として持っていくことが少なくなってきたからでしょう。

関西では、この荷出しの際に、新郎側への結納返しを持参していましたので、
関東のように同時に交換しなくてもかまいません。

本来は、この時に、ご両親、ご兄弟などご家族へ、
財布やベルトなどのお土産も持参します。

新郎側からの新婦側のご家族へのお土産は新婚旅行後に里帰りをしていたので、
この時に新婚旅行のお土産とは別に、持参します。

荷物目録の書き方


荷物目録には奇数になるように書きます。
奉書2枚重ねで半分に折り、わを下にして書きます。

荷物目録に書く順番

1. 箪笥類 (和箪笥、洋服箪笥、整理箪笥など)

2. 夜具 (寝台、布団など)

3. 鏡台

4. 新婦様が修養されましたことに関するもの

   (針箱、本箱、ピアノ、茶道具、パソコンなど)

5. 居間に置くもの(テレビ、ソファ、テーブルなど)

6. 台所用品(冷蔵庫、電子レンジ、食器棚など)

7. そのほかの電気製品(掃除機、洗濯機など)

8. 履物箱

9. こまごましたものをまとめて其他諸調度

10. 家の外に置くもの(車、バイクなど)

荷物目録 内容

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荷受書の書き方


荷物目録の最初の「荷物目録」が「荷受」に、
最後の文面が「右之通幾久敷芽出度受納仕り候也」となります。

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